「スーパービジョンの体験の機会の提供」 申し込み方法
- 【1】スーパービジョンの体験の内容
- ①スーパーバイザーによるスーパービジョンの体験の実施はオンラインで行い、一人あたり原則2ヶ月間の間に2回実施
- ②1回あたりの所要時間は約1時間程度で、平日 9:00~20:30 での実施を予定
※土曜日の開催も月2回程度予定しております。詳細は下記の「スーパービジョンの体験の機会の提供」申込専用サイトでご案内いたします。
- ③相談テーマは「1対1のキャリアコンサルティング面談に関する指導」または「企業組織に対する働きかけを含めたキャリアコンサルティング活動に関する指導」のどちらか一つの区分を選んでいただきます。なお、両テーマの指導を希望される場合は、テーマごとのフォーマット(「1対1」は、ケース記録又は逐語録)、「企業組織」は、事前提出課題記入フォーマット)の提出が可能な方に限り受け付けます。
ただし、その場合は各テーマ1回ずつの指導となります(合計2回の実施は変わりません)。
- ④今回の「スーパービジョンの体験の機会の提供」を受けるにあたって
- (1)相談したいケースの内容が分かる記録(ケース記録または逐語録)
相談したいケースを、テーマと相談内容に応じてケース記録フォーマットまたは逐語録に記入します(個人情報が分からないように加工してください)。
*原則として、スーパーバイジーは自らのクライアントに対してスーパービジョンでケース記録または逐語録を使用する旨を事前に伝え、承諾を得ることとします。
*ケースがない等の理由でケース記録が作成できない場合、ロールプレイングによるケース記録または逐語録を作成してください。
*組織領域における様々な働きかけについてのスーパービジョンを希望する方は記録の書式が違いますのでご注意ください。
- (2)誓約書
SV面談申し込み時に、WEB上にて守秘義務に関する契約書への承諾をいただきます。
スーパービジョンプログラムで知り得た内容は守秘扱いとなりますので相談内容が外部に伝わることはありません。
守秘内容はスーパーバイジー及びスーパーバイジーの担当クライアントが話した内容も含まれます。但し、相談内容が自分や他人を傷付けたりする内容や法に抵触する内容である場合及び必要に応じてスーパーバイジーから了解を得た内容については守秘の範囲外とします。
(スーパービジョンの普及とスーパーバイザーのスキル向上のために、スーパービジョンの体験終了後にご提出いただくアンケートを後日、集計、編集して使用します)
- ⑤今回の「スーパービジョンの体験の機会の提供」の流れ
- ア.「スーパービジョンの体験の機会の提供」の仮申し込み後から本申し込み(面談確定)まで
- a 「スーパービジョンの体験の機会の提供」の仮申し込みをして頂きます。
- b 事務局より本申し込み用のメールのご連絡を差し上げます。
- c 本申し込みをして頂く際に「日程のご選択」「ケース記録等を添付」して頂きます(この際にWEB上で誓約書にもご了承いただきます)。
- イ.第1回
- a 提出したケース記録または逐語録を手掛かりに、スーパーバイザーと一緒にスーパービジョンの目標を立てます(標準1時間)。
- b 第2回に向けた課題がある場合はこれを合意し、第2回の日時をスーパーバイザーと合意します。
- c 終了後、アンケートに回答します。
- ウ.第2回
- a 1回目同様、事務局より送られてくる本申し込み用メールにて「ケース記録等を添付」し、日程を確定します。
- b スーパーバイザーとともに、ご自身の担当したケースを検討しながら、キャリアコンサルタントとしての課題を明確にして改善を目指します(標準1時間)。
- c 終了後、アンケートに回答します。
- エ.ご注意
1回目の面談の際に、スーパービジョンの目標設定と2回目までのプログラムの進め方を決定します。実際にキャリアコンサルティングを実施した際のケース記録または逐語録を元に行う場合は、キャリアコンサルティング継続中のケースはスーパーバイジー(指導を受けるキャリアコンサルタント)を通してスーパーバイザー(指導者)がクライアントに介入することもあります。
- ⑥ケース記録または逐語録に関して
- ア.作成
- (1)実際の相談事例でスーパービジョンの体験を受ける、ロールプレイングでスーパービジョンの体験を受けるのいずれにおいても、ケース記録または逐語録のどちらかを準備してください。
- (2)ケース記録フォーマット、逐語録フォーマットとも、以下にフォーマット例を示して記入の仕方と記入上の注意点を解説します。ここに記載するフォーマットは「スーパービジョンの体験の機会の提供」申し込み時にダウンロードできます。また普段使用されているフォーマットがある場合はそれを使用しても構いません。
- (3)作成したケース記録または逐語録がキャリアコンサルタント倫理綱領第5条第3項に抵触していないか、チェックリスト(実際の相談事例の場合はテキスト・スライド58のチェックリスト、ロールプレイングの場合はテキスト・スライド59のチェックリスト)で確認してください。
*試験問題等で扱われた事例を持ち込むことは不可といたします。
- イ.相談の区分
- 「スーパービジョンの体験の機会の提供」を受ける相談テーマとしては、以下の2つの区分を想定しています。
- (1)1対1のキャリアコンサルティング面談に関する指導を希望する方
企業内、需給調整機関、学校、その他様々な領域の、すべての相談テーマが対象です。実際に行った事例でケース記録が用意できない、ケース記録に書き方に不安がある、実務経験がないなどの理由でロールプレイングでの「スーパービジョンの体験の機会の提供」を受講したい方も対象です。実際のケースに係るケース記録または逐語録を使用してスーパービジョンの体験を受ける場合には、予めそのケースのクライエントの承諾を得ておく必要がありますので、早めに当該クライエントに説明し承諾を得るようにしましょう。
- (2)企業組織に対する働きかけを含めたキャリアコンサルティング活動に関する指導を希望する方
セルフ・キャリアドック等の施策の企画・運営を中心に、組織への関わり、データベース作成などのインフラ構築など人事との協業、上司支援、職場支援などクライアント個人以外の関係者を対象とした支援といったテーマで、今一つうまくいかないという悩みや今後の展開について相談したいという方が対象です。
- ※ご自身の相談内容が上記のどちらであるかを選択し、異なるフォーマットに記入し、スーパービジョンの体験に臨みます。それぞれのフォーマットやその書き方については、「スーパービジョンの体験の機会の提供」を受ける前に受講していただく研修で学んでいただくことになります。
- ※各ケース記録入力用フォーマットは、別途ダウンロードしてください。
- 【2】申込要件
- ①「キャリアコンサルタントとしての実践力向上のために:スーパービジョンを受けてみよう」~その必要性と準備について学ぶ~(オンライン)を修了していること
※上記【2】①の修了者希望者向け研修を修了し、修了証発行がされている方が対象になります。申し込みには修了証に記載の修了証番号が必要です。
- ②「スーパービジョンの体験の機会の提供」を受けるための2テーマのケース記録または逐語録のうちいずれか一つを所定の様式で用意できること
※ 提出用記録作成にあたっては、今回の「スーパービジョンの体験の機会の提供」を受けるにあたっての準備を確認してください。
- ・メールのやりとりやサイトの閲覧等通信環境、オンラインでの面談環境(カメラ・マイク)が整っていること
- ・「スーパービジョンの体験の機会の提供」を受ける方は提供するアンケートへ回答すること
- 【3】実施期間 : 2024 年 11 月 20 日(水)~ 2025 年 02 月 28 日(金)
- 【4】料 金 : 無料
◆ お申し込み
申込定員: 200 名 ※修了証希望者向け研修修了者が対象になります。
申込期間: 2024 年 11 月 20 日(水)~ 2025 年 01 月 15 日(水)
※申込期間内であっても、定員 200 名に達した時点で締め切らせていただきます。
- 【5】スーパービジョン事務局